不動産を売却するのであれば、できるかぎり高く売りたいのが持ち主としての共通の希望といえます。ただしいくらで売れる見込みがあるのかはこの分野に詳しくない一般の人には判断が難しいのが実情です。そのためまずは地域にある不動産会社に依頼をして、その物件の査定見積もりをしてもらうのが普通です。
ここで査定額が決まる要素にはいくつかありますが、土地であればその場所や形状、面積、用途地域などの法令上の制限の有無、道路との接続の状況などが考慮されます。建物の場合は立地場所のほか床面積や間取り、築年数、下水道などのインフラの有無がポイントです。これらの要素に特徴がない場合は高額査定は難しいのですが、もしも挽回するとすれば、リフォームをして不具合がある部分を修理したり、見栄えをよくしておくことが挙げられます。土地の場合も隣接地との境界がはっきりしていないなどの課題があれば、境界確認や測量をして権利関係を示す証拠を整備しておくことなどがあります。
所有する不動産を査定してもらったら、思った以上に低かったと感じる方は少なくありません。特に、築年数が浅い物件を査定してもらった場合、納得がいかないかもしれません。
不動産の査定額が下がる要因は、周辺環境の悪化、景気の悪化、メンテナンスのまずさが考えられます。周辺環境の悪化の主な具体例は、周囲に高層ビルや工場などができ、日当たりや騒音などが発生するようになった場合が考えられます。これらの要因は、洗濯物が干せない、窓を開けての換気ができないといった、生活への影響が出てしまいます。同じく、治安の悪化や交通の利便性の悪化などもこれに該当します。続く景気の悪化は、人々の不動産の購入意欲を失わせる要因となるため、業者は販売価格を下げざるを得ません。これによって、査定額が下がります。地価が下がった場合についても、同様です。メンテナンスが行き届いていない物件は、住宅の機能が損なわれている可能性が高いと判断されてしまいます。メンテナンスや清掃にかかるコスト分も減額されてしまいます。
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